廃業した仕立て屋さんが保管していたデッドストック／ヴィンテージの生地で、製造年など詳細は不明です。
英国の老舗生地メーカーでありながら、英国生地とイタリア生地のいいところを併せ持つと評される、JOHN FOSTERジョンフォスターの生地。
ミミには「SUPERKID MOHAIR＆ WORSTED MADE IN ENGLAND maestro」と記されています。タグにはウール100％、内モヘア58%と記されています。
ベースの生地は、ダークネイビーというよりはやや明るめの、ネイビーらしいネイビー。
ストライプのラインは、ホワイトのラインの間に、うっすらと濃い色の糸（ブラックかもしれません）によるシャドーストライプが、はっきりとわからないようなニュアンスで入っています。
約160㎝×290㎝。ざっとみたところ、虫食い個所はみあたりませんでした。家庭用の体重計で測った限りでは約1kgでした。
＜ジョンフォスター（販売店より）＞
イギリス、ウェストヨークシャー州ブラッドフォード郊外クイーンズベリーにて1819年に創業したJOHN FOSTERジョンフォスター。ブラッドフォードの郊外やその周辺で、糸や地元で作られた生地を買い取る取引からはじまり、1828年から紡績も開始。
1835年には織物工場ブラック・ダイク・ミルズを作り自らも織元に。品質を保ちつつ生産量を飛躍的に拡大し、クイーンズベリーでは知らぬ者などいないほどの有名な織物工場となりました。
とりわけウールのウーステッド（スーツに用いられる梳毛素材）とモヘヤ生地（アンゴラ山羊の毛から作る高級夏服素材）の品質が、毛織物業界内で高く評価されています。1851年のロンドン万国博覧会ではジョン・フォスターは、モヘヤおよびアルパカの生地で最優秀賞を、糸の紡績で金賞を受賞する栄誉に輝きました。
ジョンフォスターの生地は、イタリア生地よりはコシがあり、バリバリのイギリス生地よりは軽くしなやかな生地となります。なので、両方の良さを程よく味わいたい方にオススメです。
※専門家ではないため詳細はわかりかねます。詳細は写真にてご確認し、ご判断ください。
※生地サイズは素人採寸ですので誤差があるかもしれません。
※虫食いなど目視での確認事項は上記に記しておりますが、素人確認なので、気づかないキズがあった場合、ご容赦ください。
※なるべく実物に近い状態で撮影して いますが、撮影時の光の加減やPC・スマホ設定により、色合いが若干異なる場合がございます。
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